
~100 年の歴史を纏う~
「GRAVITEE」は 100 年以上の歴史をもつ「和歌山ニット」中でわずか数件しか保有していない吊り編み機で編んだ生地を使用しています。旧式の吊り編み機は1本の糸をテンションをかけずに重力に任せてゆっくりと生地を編み上げます。
1日に生産できる量はごくわずかですが、その分、ふっくらとした柔らかさと、洗濯を重ねても型崩れしにくい耐久性を兼ね備えています。

吊り編み天竺は、アメカジの世界ではすでに確立された素材です。
しかしその背景にある生産体制は、決してメジャーとは言えません。
吊り編み機は1日に編める生地の量が極めて少なく、効率を求める現代の生産体制とは真逆の存在。
そのため、
流通量は限られ、市場全体で見てもシェアは1%にも満たないと言われています。

~ヴィンテージという高揚感~
時間をかけて、重力に委ねて編まれる生地。それゆえに生まれる風合いと、圧倒的な希少性。
GRAVITEEは、その限られた価値を纏う一枚です。
80年代以前のヴィンテージカットソーに見られる裾や袖の「天地引き」と呼ばれるシングルステッチ。
大量生産が主流となった現代では、ほとんど見かけることのない縫製仕様です。

この仕様は、何十年にもわたりカットソー縫製に携わってきた和歌山の熟練職人の技術と、希少な専用ミシンによってのみ実現します。
ネック部分はバインダーネックで巾は2.5cm。こちらもヴィンテージを参考に細すぎず太すぎないネック巾を再現しました。
効率ではなく、雰囲気を選ぶ。合理性ではなく、高揚感を選ぶ。
GRAVITEEは、袖を通した瞬間に“ヴィンテージを纏う喜び”を感じられる、毎日でも着たくなる一枚へと仕上げています。
